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幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉
天童 荒太
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遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉
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贈られた手―家族狩り〈第三部〉
天童 荒太
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第3部まで読了。
永遠の仔」「孤独の歌声」と読んできて、山本周五郎賞受賞作と言う事で文庫Cより5冊確保して寝かせてたもの。
物語の展開はまだ見えきらないが、独特の荒太節にグイグイ引っ張りこまれてしまう。
現代の時勢が繁栄された物語なんだが、なんか人間の根本の部分に問い掛けられてるみたいで「自問自答」しながらの読書となってしまう。エンターテイメントとして捉えるには根源的すぎる。
面白い、そして考えさせられる。
これは再読してしまうと思う。
新書版「家族狩り」も是非読んでみたい。